Retar.jpが考える相場とは(11)・楽しい楽しい損切と利益確定からメカニズムを知る(2)

2019/02/06
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Retar.jpが考える相場とは(11)・楽しい楽しい損切と利益確定からメカニズムを知る(2)

Meaning of the market we are thinking. No.11; Loss cutting is Happy Occasion and how to take profit (2)

什么是投资市场? (11)。快乐的”截断亏损”和“利润”(2)。

 

Today’s report is Japanese only.

前回までで、システムのコンセプトを説明してきました。

損切は、辛く苦しいものではなく、システムを維持するために必要なコストだとわかっていただけたと思います。

システムのメカニズムについてもう少し詳しく説明していきます。

はじめに理想の買いとは何か?を模式的に書いてみます。

図は終値の折れ線ですが、大底で取り大天井で売ることです。

模式的な図では大底はあったとしても、大天井はまだまだ先です。

「やっぱり底で買い、天井で売るのが筋」と思うなら、それを狙う他のテクニカルへGoです。

それができれば素晴らしいテクニックですが、おそらくファンダメンタルを加味しなければ不可能です。

chart1_conv

 

今回のシステムのスパンの説明ではBox圏の話をしてきました。

そのうえで「相場の均衡が崩れ、別の均衡へと移っていくもの」と定義しました。

先ほどの上昇相場をシステムが定義する概念に書き直してみます。

そうすると、相場は均衡を求めて、持ち合いから持ち合いへと移行するものということになります。

一目山人は、相場の「虚々実々」と述べています。

その考え方からすると、持ち合いから離れたのは「虚」、持ち合いの中に価格があるのを「実」と考えられます。

chart2_conv

 

定義では、均衡から値段が離れるときが上昇トレンドです。

そのため今回のシステムでは、頂点から頂点の値幅と比べて「狙える値幅」(稼げる値幅)とは限られたものになります。

頂点から頂点までのおおよそ1/3稼げればVery Good Jobです。

chart3_conv

 

実際の相場では、残念ながら「Box圏でございます」というテクニカルはありません。

そのため「ろうそく足が雲とエンベロップにタッチしているときは持ち合い、それ以外はトレンド」と、強制的に持ち合い(Box圏)を定義しました。

そのため、実際の持ち合いはいびつなものになります。また、持ち合いから次の持ち合いに入るまでの価格の軌跡も一直線ではなく、クネクネしながら次の持ち合い状態に入っていきます。

例えば2019年正月のUSDJPY15分足の場合、模式図とは異なり、離れてから底をつけ、少し戻して持ち合いとなっています。

chart4_conv

 

それではここでお話しを戻し、遅行スパンを追加してみます。

終値の写像である遅行スパンはBox圏からBox圏になぞるように追随しています。

「だから何だ」ですが、このスパンの動きの中に6か所の注目するべき項目があります。

chart5_conv

 

注目するべき6か所の終値をA~Fと名付け、遅行スパンの同一地点をA’~F’としました。

持ち合いから抜けてトレンド入りして、別の持ち合い圏に入る地点のみ拡大します。

それぞれの地点の特徴を述べていきます。

chart6_conv

 

l A地点とA‘地点の関係

終値のA地点では実体の価格は持ち合い圏から抜けていませんが、遅行スパンのA’地点は終値の上に入っています。

既に上離れを示唆していますが、この時点ではBox圏上限で戻るのかもしれません。

l B地点とB‘地点の関係

終値のBが持ち合いから抜ける地点です。

遅行スパンのB’も一緒に上抜けしています。

A’地点で終値を超えて上昇トレンドに入っていることがわかりました。

chart7_conv

 

l C地点とC‘地点の関係

C地点は終値が持ち合い圏に入る地点です。

遅行スパンのC’地点も一緒に持ち合いの価格ですが、持ち合いの赤いハコからは外れています。

この時点で、「ホレ持ち合いだ、高値圏で利食えばいいんだよ」とはわかりません。

l D地点とD‘地点の関係

D地点の終値は持ち合いの上限まではもう少しなのですが、反転した地点です。

遅行スパンも追っかけてはいますが、未だ持ち合いの中ではありません。

l E地点とE‘地点の関係

E’が持ち合いの中に入ってきた地点です。

しかし、未来はわかないので、ここから更なる「昇竜拳」となるのか、持ち合いであるかは、まだわかりません。

l F地点とF‘地点の関係

終値のFと遅行スパンのF’が重なった地点です。

終値と遅行スパンが重なり合い、その後、遅行スパンが終値の下に入ります。

トレンドが終わり、遅行スパンが終値と重なったため、上昇トレンドの終わりとなります。

再び離れを狙う持ち合いになります。

chart8_conv

 

1つの上昇相場でも6か所もの注目するべき地点がおわかりいただけたでしょうか?

さらに先行スパンが2つほど追加されるので、その意味を説明していきます。

次回は「楽しい楽しい損切と利益確定からメカニズムを知る(3)」の続きです。

 

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