2019/08/01

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(2)

2019/08/01

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(2)

Let’s write Candle stick chart on Excel(2).

让我们在Excel上写下蜡烛图(2)

 

Today’s report is Japanese Only.

Excelでチャート分析する方法を紹介します。

昨日の続きから、本日はチャートを書いてみます。

チャートを書く範囲を選びます。

A1セルからE52セルを選択します。

chart1

 

選択を解除せず(ここ重要!)に「挿入メニュー」をクリックし、「おすすめグラフ」をクリックします。

chart2

 

「グラフの挿入」が表示されます。

chart3

 

「すべてのグラフ」を選択し、「株価」をクリックし、「株価チャート」を選択します。

選択したら「OK」をクリックします。

chart4

 

シートにチャートが表示されれば成功です。

ここからチャートを見やすく、使いやすく整えます。

chart5

 

現在はチャートが選択された状態なので、「デザイン」の「グラフの移動」を選択します。

chart6

 

「グラフの移動」ダイアログが出てくるので「新しいシート」をクリックし、「日経225」と入力します。

できたら「OK」を押します。

chart7

 

グラフが別シートに出てくるので書式を整えていきます。

chart8

 

「始値 高値 安値 終値」の上で右ボタンをクリックし削除を選択して、消します。

chart9

 

「グラフ タイトル」があるので今回はタイトルをいれてみます。

「日経225日足」と入れましょう。

chart10

 

現在は日付を「日付」フォーマットとして扱っているため、休日が入ってしまい飛び飛びになっています。

この問題を解決するために日付を「文字列」として、扱う処理が必要です。

日付の上で右ボタンをクリックして、「軸の書式設定」を選択します。

chart11

 

右側に「軸の書式設定」がでてくるので、「軸の種類」を「テキスト軸」、「軸位置」の「軸を反転する」にチェックをいれます。

chart12

 

ロウソク足の上で右ボタンをクリックし、「データ系列の書式設定」または「陰線の書式設定」を選択します。

なかなかでてこないかもしれませんが、マウスを微妙に動かして出して選択してください。

chart13

 

ロウソク足の間隔がスカスカなので「要素の間隔」を調整して好みの幅にします。

「15%」にしてみました。

これでろうそく足が書けました。おめでどうございます。

chart14

 

次に5SMAを追加します。

「Sheet1」シートを選択し、F1からF52のセルを選択します。

右ボタンを押し、「コピー」を選びます。

コピーを押すと選択範囲が点線で囲まれます。

chart15

 

「日経225」シートを選択し、「貼り付け」を押します。

貼り付けるとせっかく書いたろうそく足のスタイルが崩れますが、これから直します。

chart16

 

ロウソク足の上で右クリックをして、「5SMA」が選択されていることを確認し「データ系列の書式設定」を選択します。

chart17

 

右側の「データ系列の書式設定」の「第2軸」を選択します。

こうするとろうそく足が元に戻ります。

chart18

 

そのまま選択を外さず「塗りつぶしと線」を選択、「線(単色)」選択し、線に色をつけます。

このままだと軸が反転していますが、先に5EMAを追加します。

chart19

 

5EMAを追加します。

「Sheet1」シートを選択し、E1からE52のセルを選択します。

右ボタンを押し、「コピー」を選びます。

コピーを押すと選択範囲が点線で囲まれます。

chart20

 

「日経225」シートを選択しペーストします。

左右が反転され、軸がおかしな状態なので修正していきます。

chart21

 

はじめに軸を全部出していきます。

現在は2Y軸と1軸の値がずれているので合わせます。

「デザイン」を選択し、「グラフ要素を追加」をクリックし、「軸」を選択し、「第2横軸」を選択します。

chart22

 

四方に設定しなくてはいけない軸が出てきます。

左側は5SMAと5EMAの軸、右側はロウソク足の軸の凡例です。

上は5SMAと5EMAの軸、下はロウソク足の軸の凡例です。

chart23

 

右側の軸の上でマウスの右ボタンを押し、「軸の書式設定」をクリックし、「最小値」「最大値」「目盛」を設定します。

「最小値」「最大値」「目盛」を覚えておきましょう。

chart24

 

右側の縦軸の上で右ボタンを押し、「軸の書式設定」をクリックし、「最小値」「最大値」「目盛」を設定します。

さきほど設定した「最小値」「最大値」「目盛」を入力します。

chart25

 

上の横軸の上で右ボタンを押し、「軸の書式設定」をクリックし、「テキスト軸」、「軸を反転する」を選択します。

2Y軸が2つありジャマッケですが、正しいチャートになりました。

chart26

 

上の横軸の上で右ボタンを押し、「削除」を選択します。

chart27

右側の縦軸の上で右ボタンを押し、「削除」を選択します。

chart28

 

以上で日経平均に5SMAと5EMAが追加されたチャートができました。

どちらがいいかはともかく、矢印のあたりで5EMAの方が先に上抜けていることがわかります。

この場合は2日前に上抜けているので、「5EMAの方がいいじゃん」だとわかります。

テクニカルはこのように地味な検証作業の繰り返しです。

是非、体験して楽しんでみてください。

chart29

 

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