Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(5)
Let’s write Candle stick chart on Excel(5)
让我们在Excel上写下蜡烛图(5)
Today’s report is Japanese Only.
Excelでチャート分析する方法を紹介します。
本日からは、日経でどの程度のリスクをとり投資をしているのか分析します。
株は買ってしまうと翌朝まで売買できなくなります。
さらに土日をまたいだ時は、その間に売りたくても売れない期間となります。
一般にオーバーナイトリスクと言われるものですが、どの程度のリスクをとっているのか、理解しておくと損切への備えとなります。
はじめに何ができると嬉しいか？巻物をみて考えます。
テクニカル分析であれ、ファンダメンタル分析であれ、過去のマーケットのチャートをみて何がしたいのか？考えておくのは重要です。
最大の希望は全部の頂点から売買できればいいのですが、52EMAと200EMAがGCしているときとDCしているときの関係を使い切り分けます。
ココでは単純に、GCしている時は買い場探し、DCしている時は売り場探し。
印を入れてみて気づくことは3年の間に、買いたいと思うところは6回、売りたいと思うところは4回です。
636営業日ありますが、そのうちエントリできそうな時は10回しかありません。
もっとトレード回数を増やしたいならば、別の方法を導入するなり、銘柄を増やすなどの対処が必要です。
次に印をつけた地点と52EMAと200EMAと価格の関係を調べてみます。
結論から言うと、そのままでは何もわかりません。
そこでルール付けしてできることを考えてみると、①52EMAと200EMAがGCしている時に、ろうそく足が完全52EMAの外に出た状態を確認した翌日から買い、②52EMAと200EMAがDCしている時に、ろうそく足が完全52EMAの外に出た状態を確認した翌日から売り。
写真は例示です。
「なんかいい感じじゃないですか？」と思えば考えはじめる基点になります。
Excelで計算して求めていきます。
GC、DCしている地点を求めます。
I2セルに「=IF(G2>H2,"GC","DC")」と入力します。
オートフィルで埋めます。
J3セルに「=IF(D3>G3,TRUE,FALSE)」と入力してオートフィルで埋めます。
K3セルに「=IF(C3<G3,TRUE,FALSE)」と入力してオートフィルで埋めます。
GC、DC地点を抽出します。
1行目を選択し、データ➡フィルターを押します。
はじめにGCだけを抽出します。
I1セルから「GC」だけを抽出します。
J1セルから「TRUE」だけを抽出します。
フィルター抽出した状態でL列に「BUY」と印を入れておきます。
次にDCだけを抽出します。
I1セルから「DC」だけを抽出します。
J1セルの選択を外し、K1セルから「TRUE」だけを抽出します。
フィルター抽出した状態でM列に「SELL」と印を入れておきます。
すべての選択を外します。
データ➡フィルターをクリックします。
以上で、書き出しデータができました。
次回はチャートに書き出していきます。
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