Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(7)

2019/08/28
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Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(7)

Let’s write Candle stick chart on Excel(7)

让我们在Excel上写下蜡烛图(7)

 

Today’s report is Japanese Only.

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(1)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(2)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(3)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(4)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(5)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(6)

 

Excelでチャート分析する方法を紹介します。

本日からは、日経でどの程度のリスクをとり投資をしているのか分析します。

株は買ってしまうと翌朝まで売買できなくなります。

さらに土日をまたいだ時は、その間に売りたくても売れない期間となります。

一般にオーバーナイトリスクと言われるものですが、どの程度のリスクをとっているのか、理解しておくと損切への備えとなります。

前回までで、買いポジション、売りポジションの取得位置を2手出た翌日からのエントリとしました。(緑は買い、赤は売り)

本日は視点を変えて、200EMAと52EMAのゴールデンクロス中の買いは、売りよりも有利か?

200EMAと52EMAのデッドクロス中の買いは、売りよりも有利か?を調べていきます。

有利か不利かを判定する基準として、3つのことを調べます。

1. 陽線の数、陰線の数

2. OpenからCloseまでの値幅合計

3. 緑、赤でそれぞれ、当日クローズから翌朝のオープンまでの値動き

 

当日から翌日までの値動きが、希望する方向に向いているか、が重要です。

反対側にいくと、含み損になるため、反対側に行ってほしくないのですが、有利なところで、売買しなければ、いけません。

1を調べることで、寄付きでオープンして、希望の方向のろうそく足が出るかどうかを調査できます。

2によって値幅の合計が大きい方が有利だとわかります。

3を調べることに「寝て起きてドヒャ~」が起きづらいことを調査します。

 

これを調べることで、買い局面では陽線を沢山出してくれることがわかり、寝て覚めても上がりやすいことを確認し、売り局面では陰線を沢山出してくれることがわかり、寝て覚めても下がりやすいことを確認します。

本当は統計モデルを作ってやることですが、だれでも分かるように個数の勘定などの単純な話にとどめます。

はじめに買い局面で陽線の数が陰線の数より多いこと、売り局面で陰線の数が陽線の数より多いことを確認します。

買い局面、売り局面をそれぞれ調べるため、「BuyCandle」シートと「SellCandle」シートを追加します。

chart1

 

「BuyCandle」シートにデータをコピーしてあげます。

chart2

 

P1セルに「BlackOrWhite」と入力します。

chart3

 

P3セルに「=IF(E3>B3,”White”,”Black”)」と入力します。

chart4

 

オートフィルで埋めてあげます。

chart5

 

「SellCandle」シートにデータをコピーします。

chart6

 

「BuyCandle」シートを選択し、1行目を選択します。

フィルターを選択します。

chart7

 

L1セルからBUYの位置だけ、抽出します。

前回、緑色の丸をつけた位置だけの抽出になります。

chart8

 

P1セルからWhiteだけを抽出します。

chart9

 

「White」だけを選択します。636営業日中、143営業日の該当する陽線が確認できます。

chart10

 

P1セルからBlackだけを抽出します。

chart11

 

「Black」だけを選択します。636営業日中、158営業日の該当する陰線が確認できます。

chart12

 

「SellCandle」シートを選択し、1行目を選択します。

フィルターを選択します。

chart13

 

M1セルからSELLの位置だけ、抽出します。

前回、赤色の丸をつけた位置だけの抽出になります。

chart14

 

P1セルからWhiteだけを抽出します。

chart15

 

「White」だけを選択します。636営業日中、37営業日の該当する陽線が確認できます。

chart16

 

P1セルからBlackだけを抽出します。

chart17

 

「Black」だけを選択します。636営業日中、39営業日の該当する陰線が確認できます。

chart18

 

以上から636営業日中の結果をまとめてみます。

200EMAと52EMAのゴールデンクロス中の買い局面で、陽線を立てているのは143営業日、陰線を立てているのは158営業日となり、陰線の方が多い。

200EMAと52EMAのデッドクロス中の売り局面で、陽線を立てているのは37営業日、陰線を立てているのは39営業日となり、陰線の方が多い。

つまりここからわかるのは、日経のザラバでは買いだろうが、売りだろうが陰線が多いので、デイトレなら売りから入った方が確率的には有利。

確率だけでいれば、今回の移動平均の場合、引け間際で値段が下げていることが多いので、買いの場合は引け際にオープンし、売りの場合はオープン時にポジションを取った方が有利かもしれないとわかります。

明日以降は2、3番目の検証をしていきます。

 

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