分析手法 : Analyzing way

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(8)

2019/08/29

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(8)

Let’s write Candle stick chart on Excel(8)

让我们在Excel上写下蜡烛图(8)

 

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Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(1)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(2)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(3)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(4)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(5)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(6)

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(7)

 

Excelでチャート分析する方法を紹介します。

本日からは、日経でどの程度のリスクをとり投資をしているのか分析します。

株は買ってしまうと翌朝まで売買できなくなります。

さらに土日をまたいだ時は、その間に売りたくても売れない期間となります。

一般にオーバーナイトリスクと言われるものですが、どの程度のリスクをとっているのか、理解しておくと損切への備えとなります。

本日はOpenからCloseまでの値幅合計を計算していきます。

はじめにフィルターを「BuyCandle」シート、「SellCandle」シートで、それぞれフィルターを外します。

chart1

 

「BuyCandle」シート、「SellCandle」シートで、それぞれQ1セルに「Close-Open」と入力します。

chart2

 

「BuyCandle」シート、「SellCandle」シートで、それぞれQ3セルに「=E3-B3」と入力します。

chart3

 

「BuyCandle」シート、「SellCandle」シートで、それぞれオートフィルで埋めてあげます。

chart4

 

買いの陽線、陰線の計算します。

「BuyCandle」シートを選択し、1行目を選択して、フィルターをかけます。

chart5

 

買い状況だけを選ぶため、L1列だけ「BUY」を選びフィルターします。

chart6

 

Q1セルのフィルターをおこないます。

「数値フィルター」の「指定値以上」を選択します。

chart7

 

オートフィルタ―オプションダイアログが出てくるので、「0」を入力しOKを押します。

買い候補となる地点での陽線だけが抽出できます。

chart8

 

買い候補となる地点の陽線の価格の合計を求めます。

選択されているQ列の数字の部分だけを選択します。

右下に合計が出ており、「13220.84円」です。

chart9

 

再びQ1セルのフィルターをおこないます。

「数値フィルター」の「指定値より小さい」を選択します。

chart10

 

オートフィルタ―オプションダイアログが出てくるので、「0」を入力しOKを押します。

買い候補となる地点での陰線だけが抽出できます。

chart11

 

買い候補となる地点の陰線の価格の合計を求めます。

選択されているQ列の数字の部分だけを選択します。

右下に合計が出ており、「-12285.37円」です。

chart12

 

同様に「SellCandle」シートで、M列で「Sell」だけを選び、0以上のところだけ抽出すると「3804.26円」。0より小さいところを抽出すると「-4822.2円」。

chart13chart14

 

次にレシオ計算をします。

緑の丸がついたところのレシオは「13220.84/12285.37= 1.08」となり買方が有利です。

赤の丸がついたところのレシオは「4822.2/3804.26= 1.27」となり売方が有利です。

レシオを比較するとわかることは、52EMAと200EMAがデットクロスしているときに、毎営業日、寄付きに売り、引け際にクロースする日掛り取引をした方が、儲けが大きくなりやすい傾向がわかります。

逆張りで「下がったから買い」などと手出しした方が、損しやすい傾向が見て取れます。

 

相場分析のリクエストがありましたら“Contact Us”からお知らせください。ご要望にお応えできるように努力いたします。

このブログはあくまでも個人的な見解であり、投資判断は各自でお願い致します。当ブログは一切の投資損益に対する責任を負いません。

ブログに来て下さってありがとうございます。明日もよろしくお願いいたします。

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These are only personal opinions on this blog, and you need the investment judgment in each one. This blog doesn’t assume the responsibility to all the investment profit and loss.

Thank for watching our contents. My best regards next day.

如果您需要行情分析,请点击“Contact Us”联系我们。我们将尽力满足您的要求。

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Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(7)

2019/08/28

Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(7)

Let’s write Candle stick chart on Excel(7)

让我们在Excel上写下蜡烛图(7)

 

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Excelで株価、為替のろうそく足チャートを書こう(6)

 

Excelでチャート分析する方法を紹介します。

本日からは、日経でどの程度のリスクをとり投資をしているのか分析します。

株は買ってしまうと翌朝まで売買できなくなります。

さらに土日をまたいだ時は、その間に売りたくても売れない期間となります。

一般にオーバーナイトリスクと言われるものですが、どの程度のリスクをとっているのか、理解しておくと損切への備えとなります。

前回までで、買いポジション、売りポジションの取得位置を2手出た翌日からのエントリとしました。(緑は買い、赤は売り)

本日は視点を変えて、200EMAと52EMAのゴールデンクロス中の買いは、売りよりも有利か?

200EMAと52EMAのデッドクロス中の買いは、売りよりも有利か?を調べていきます。

有利か不利かを判定する基準として、3つのことを調べます。

1. 陽線の数、陰線の数

2. OpenからCloseまでの値幅合計

3. 緑、赤でそれぞれ、当日クローズから翌朝のオープンまでの値動き

 

当日から翌日までの値動きが、希望する方向に向いているか、が重要です。

反対側にいくと、含み損になるため、反対側に行ってほしくないのですが、有利なところで、売買しなければ、いけません。

1を調べることで、寄付きでオープンして、希望の方向のろうそく足が出るかどうかを調査できます。

2によって値幅の合計が大きい方が有利だとわかります。

3を調べることに「寝て起きてドヒャ~」が起きづらいことを調査します。

 

これを調べることで、買い局面では陽線を沢山出してくれることがわかり、寝て覚めても上がりやすいことを確認し、売り局面では陰線を沢山出してくれることがわかり、寝て覚めても下がりやすいことを確認します。

本当は統計モデルを作ってやることですが、だれでも分かるように個数の勘定などの単純な話にとどめます。

はじめに買い局面で陽線の数が陰線の数より多いこと、売り局面で陰線の数が陽線の数より多いことを確認します。

買い局面、売り局面をそれぞれ調べるため、「BuyCandle」シートと「SellCandle」シートを追加します。

chart1

 

「BuyCandle」シートにデータをコピーしてあげます。

chart2

 

P1セルに「BlackOrWhite」と入力します。

chart3

 

P3セルに「=IF(E3>B3,”White”,”Black”)」と入力します。

chart4

 

オートフィルで埋めてあげます。

chart5

 

「SellCandle」シートにデータをコピーします。

chart6

 

「BuyCandle」シートを選択し、1行目を選択します。

フィルターを選択します。

chart7

 

L1セルからBUYの位置だけ、抽出します。

前回、緑色の丸をつけた位置だけの抽出になります。

chart8

 

P1セルからWhiteだけを抽出します。

chart9

 

「White」だけを選択します。636営業日中、143営業日の該当する陽線が確認できます。

chart10

 

P1セルからBlackだけを抽出します。

chart11

 

「Black」だけを選択します。636営業日中、158営業日の該当する陰線が確認できます。

chart12

 

「SellCandle」シートを選択し、1行目を選択します。

フィルターを選択します。

chart13

 

M1セルからSELLの位置だけ、抽出します。

前回、赤色の丸をつけた位置だけの抽出になります。

chart14

 

P1セルからWhiteだけを抽出します。

chart15

 

「White」だけを選択します。636営業日中、37営業日の該当する陽線が確認できます。

chart16

 

P1セルからBlackだけを抽出します。

chart17

 

「Black」だけを選択します。636営業日中、39営業日の該当する陰線が確認できます。

chart18

 

以上から636営業日中の結果をまとめてみます。

200EMAと52EMAのゴールデンクロス中の買い局面で、陽線を立てているのは143営業日、陰線を立てているのは158営業日となり、陰線の方が多い。

200EMAと52EMAのデッドクロス中の売り局面で、陽線を立てているのは37営業日、陰線を立てているのは39営業日となり、陰線の方が多い。

つまりここからわかるのは、日経のザラバでは買いだろうが、売りだろうが陰線が多いので、デイトレなら売りから入った方が確率的には有利。

確率だけでいれば、今回の移動平均の場合、引け間際で値段が下げていることが多いので、買いの場合は引け際にオープンし、売りの場合はオープン時にポジションを取った方が有利かもしれないとわかります。

明日以降は2、3番目の検証をしていきます。

 

相場分析のリクエストがありましたら“Contact Us”からお知らせください。ご要望にお応えできるように努力いたします。

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